僕は「情報を共有するだけの大人数の会議」や「集中力を途切れさせる割り込みの電話」が大嫌いな効率性重視の現代っ子なので周囲からは意外がられることもあるのですが、いわゆる「会食」が好きです。
ただでさえ大して賢くない僕たち全員が、「少しでも賢くなるためのチャンス」を逃し続けているシチュエーション
資本主義の促す「テクノロジーの進化」は幸いにもコロナ前から様々な代替手段を用立ててくれていた
2018年からリアルの場で毎月定例会を開催していたのですが、3月以降は「毎週」のオンライン定例会に切り替わっています。
8月11日(火)には「13歳からのアート思考」著者の末永さんを招いた「アート思考」のセッションが交わされ、深夜1時すぎまで盛り上がりました。
オンラインサロン、ビデオ会議システム、MacBookやiPhoneに内蔵された解像度の高いカメラ、レイテンシを最小限に抑える通信網の発達といった個々の技術要素やサービスは、当然のことながらコロナ対策で作り出されたものではありません。
功罪を指摘されることのある「資本主義」が促した「ビジネスモデルやサービスの無尽蔵な発展」が結果として私たちにもたらしてくれた、コロナに立ち向かうための武器です。
これらテクノロジーがもしなければ、経済は、私たちの生活は、もっとひどいものになっていたでしょう。
走り続けてきた私たちはある意味「間に合った」のです。
次に何が起こるのか、そのとき何が功を奏すのか、先のことは分かりません。
分からないながらも、文化やテクノロジーやビジネスを前に進めるため、あるいは進めないという判断を正しくできるようになるためにも、もっと賢くなる必要があるように僕は思います。
そのためにも会食や会食めいたものを意識的に大切にしていきたいと考えています。
「首を痛めるくらい目上のクリエイターさんや経営者」の会食を、バーチャルに観戦できるという体験。この記事に少しでも共感していただけたなら、まずは騙されたと思って、ちらっと覗いてみてください。
お金もかからないし、違うなと思ったらウインドウを閉じたら良いだけです。「自分に合う方法」は人それぞれでしょう。
合うか合わないかを試してみるというのも、きっと、賢くなるための一つの大切なステップになります。